計量士の資格は、経済産業省の管轄で、「計量の基準を定め、適正な計量の実施を確保し、もって経済の発展及び文化の向上に寄与する」という計量法に基づいて設置された資格です。
計量士が一体どのような仕事かというとこうなります。

計量士には、「環境計量士」と「一般計量士」があり、環境計量士にはさらに、騒音・振動関係と濃度関係の二種類があります。
濃度関係の環境計量士は、工場から排出されるガスや有害物質などによって、大気中の空気がどれだけ汚染されているか、土壌がどれだけ汚染されているかを計量・証明します。

騒音・振動関係の環境計量士は、自動車道路や線路の近く、工場の近隣や建設現場、飛行機などの騒音や振動を計量・証明するのが仕事です。

一般計量士は、長さや体積、熱量などを計量・証明したり、計量器の点検や管理をする仕事です。

計量士資格のうち、最も試験の難易度が高いのは濃度関係の環境計量士で、たとえば平成20年度合格率は13.2%でした。
騒音・振動関係の環境計量士の難易度もなかなか高く、平成20年度合格率は17.9%。
比較的難易度の低い一般計量士でも、平成20年度合格率は19.7%でした。

要するにしっかり勉強して試験対策しなければ取得できない難関の資格といえるでしょう。

就職先としては、環境計量士は都道府県知事の登録を受けた計量証明事業所に、一般計量士は適正計量管理事業所や分析会社などに就職すれば、能力が活かしやすいでしょう。